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『アガルタ通信』

『アガルタ通信』

UNSURPASSED MASTERS VOL.7

『アガルタ通信』UNSURPASSED MASTERS VOL.7
1998年12月12日 ライブ@スター・ライト・キャビン
参加メンバー:濱 雅寛g、山田 賢g、西村伸雄tp、河合伸哉ss・ts、中村 健b、三輪雅樹ds、

*『アガルタ通信』札幌での初ライブは西村tpの紹介でスター・ライト・キャビンでやることになった。PM10時以降は音を出してはいけないという時間的制約があったので。レパートリーをメドレー形式にしてマイルスのライブのような感じにした。
*当日演奏曲:『フット・プリンツ』『ビッチズ・ブルー』『コードMD』
       『ジャック・ジョンソン』『マイシャ』『スパニッシュ・キー』『スピーク』

*中村bの強い希望で『フット・プリンツ』を再度演奏する。マイルス・バージョンに近い演奏で、ベース・ソロから『ビッチズ・ブルー』に入る。この『ビッチズ~』は未だマイルスのレコードに近い感じで演奏している。山田gのソロあたりからフリーになっていくが、まだまだ秩序は保たれている。全体の音が静かになった瞬間『コードM.D』が始まる。これはけっこうカッコいい。河合ssのソロがなかなか良い。濱gのソロがフリーになっていって山田gにバトン・タッチし完全にアウトする。三輪dsのソロが始まる。時間は長いが最後まで聞かせるソロだ。後半のテーマ部がやや合わない。ここはキチっとやりたかったなあ。最後はバッチリ決まった。ここでMC、メンバー紹介と、バンドの方向性の説明、時間がないのでメドレーにした等、また長くしゃべっている(濱gが)。後半の『ジャック・ジョンソン』は山田gが飛ばす。西村ワウtpで吹いているときフリー状態になり、いきなり中村のベースが『マイシャ』のパターンを繰り返す。三輪dsがそれに乗って遊ぶ。しばらくして河合tsがテーマを演奏。ソロはまあまあ。西村ワウtpの調子が悪い。モニターが役に立たないみたいだ。後半は2ギターのソロ交換。『スパニッシュ・キー』はモニターで悩んでいた西村tpが、調子を上げてきた。今日で一番いい感じのソロを展開する。三輪のドラムが煽る煽る。濱gソロは7thを強調したフレーズを出しまくっている(これは今でもすぐに出る)。途中でCOM時代のオリジナル『カリキ』のテーマを演奏(誰も知らないか)。続く河合もフェダインみたいに強烈に吹く。山田gのソロ展開はザッパみたいだ。これは珍しい!やはり『スパニッシュ・キー』は皆大好きだから演奏も凄い。すぐに『スピーク』が始まる。頭がそろわなかったが、即だんだんと楽器が重なっていくアレンジに変更する。山田gアウトしたソロが炸裂。濱gのソロも今よりズーっと上手いんじゃないか?盛り上がってライブ終了。当然アンコールがある。西村をフューチャーして『ラウンド・ミッドナイト』を演奏。これが最悪だ。疲れたのか西村tpテーマを満足に吹けない。濱gは即座にテーマが終わったらアドリブに入らないですぐ終わらせる事にした。途中でギターを弾くのをやめ、終わる合図の支度。『やらなきゃよかった』という最後の言葉でライブは終わる。

*最後でコケたが、全体的にはいい演奏だった。これで中村bはバンドを去る事になる。ちなみにこのライブに来てくれていた人達の中には岡本広、田中朋子、秋田祐二、そして次のベース瀬尾高志が来ていた。凄いなあ僕達。
*この後12月27日にZippyHallにて秋田祐二(ガイア?)主催の年末ライブ・パーティーがあった。これには西村tp・山田gの2人がDuoで出演した。他の出演者は『奥野スペシャル』『カニ・バンド』『岡本広・池田伊陽Duo』等々で岡本さんのライブの時まだ岡本さんの生徒だった佐々木伸彦が出演しブルースを弾いた。かなりあがっていて途中でわからなくなるも、客のあたたかい声援で持ち直した。楽しいライブだったけどこういうライブに『アガルタ通信』で参加したかったなあ。


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